山中湖セカンドハウス生活

中古別荘を買って東京の本宅と行ったり来たりな生活を試しています

クイックに一泊

今週は木曜に出社を要する予定があったので、いつものように「週の後半に平日テレワーク」という流れはできませんでした。

とはいえメンタルにセカンドハウス成分を欲していたので、金曜朝から来荘。

金曜の仕事はテレワークでこなし、土曜の昼過ぎまで滞在というクイックなスケジュールです。

 

セカンドハウス周辺は 25 度前後、湖畔も 30 度は超えなくなってきた様子。

日中はまだセミがジュワジュワ鳴いていますが、雰囲気は明らかに秋の準備といった感じです。

半袖・ハーフパンツでは肌が結構冷えます。

就寝時はタオルケット一枚ではちょっと心もとないくらい。

 

週末をぽつねんと一人でセカンドハウスで過ごすのはさみしいので、土曜の午前をのんびり過ごしてから本宅に向かったものの、東京は 36 度。

まだまだ好き好んで向かう場所ではないのに、好き好んで帰ってきてしまいました。

 

まぁ、本宅ではもちろんのこと、セカンドハウスでも、これといってアクティブに外出するあてはない点では一緒です。

週末となると山中湖も混雑するのでなおさらですね。

とはいえ足早に涼しくなってきているので、朝の散歩や湖畔までの行き来も快適になりそうです。

 

そういえば来月でセカンドハウス取得から 3 年です。

温水洗浄便座も付いて快適度が増しているので、ますます積極的に使いこなしていきたいと思います。

温水洗浄便座を導入

今年の夏季休暇は子供の塾の休日が少ないため、帰省をあきらめて山中湖へ。

純粋に避暑目的であれば、北東北のわが実家より山中湖の方が過ごしやすいのも事実。

 

それに合わせたわけではないのですが、セカンドハウスに新しい設備を導入しました。

タイトルの通り、温水洗浄便座です。

これについては入居直後からあったらいいなと思いつつ、水抜きのトラブルが起こりがちということで、これまで電池式のハンディ シャワーでしのいでいたのでした。

 

yamanakako.hatenablog.com

 

 

これはこれですぐれた製品で、機能に不満があったわけではありません。

ただ、セカンドハウスの水道水は夏でもかなり冷たいので、給水の際に温水を作る必要がありました。

トイレに行きたくなってから、事前に 10 数秒、やかんで少量の水を沸かすだけなんですが、ここにちょっとした不便がありました。

さらには、冬の水抜きを何度も経験することで、「タンクの水は抜いて便器に不凍液も入れるけれども、便座の暖房が生きている限りは凍結しづらい」という一種の割り切りというか見極めが身に付きました。

 

そこで導入に踏み切ることに。

節電効果と使用頻度を考慮すると、方式は貯湯式でなく瞬間式が鉄板。

瞬間式の方が本体価格は高くなりますが、いざ凍結して壊れてしまったとしてもあきらめのつく価格帯のものを選びます。

なお、リモコンは不要。

 

 

取り付けには 1 時間ほどかかりました。

作業は単純なんですが、トイレの狭さゆえに作業性が極めて悪く、苦しい姿勢で汗だくになりながら取り付けました。

便座への給水部に水漏れが出たりして、手戻りも発生。

便座取り付け後に壁面のアース端子にアース線をねじ止めするのも苦労しました。

作業スペースに余裕があれば問題なくできるんですけどね。

 

説明書通りの手順でやってみてこうでしたが、自分なりのアドバイスとしては、

 

- 便座を取り付ける前にアース線を取り付けた方がいい

- 便座を固定する前に給水ホースをしっかり固定した方がいい

 

といったところです。

 

さて、トイレの画像をわざわざ世界中に公開することもない気がしないでもないですが、ビフォーアフターです。

 

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取付完了後の動作はまったく問題なし。

水抜きについては説明書にも記載がありました。

万全を期すならその通りにすべきですが、瞬間式という性質上、止水栓を止めてしまってから洗浄を作動させればほぼ抜けそうです。

(水漏れ対応時に一度それで水の抜けを確認しました)

 

これでトイレのちょっとした手間もなくなり、セカンドハウスの QOL がさらに向上しました。

 

ちなみに避暑目的の滞在もサイコーでした。

室温はほぼ 25-26 度で安定していて、湿気によるべとつきもありません。

コーキングを打ち直す前に比べて、室内の空気は明らかに心地よくなったと思います。

窓を開ければ、森の空気とともに鳥のさえずりやセミの鳴き声が飛び込んできます。

夜ももちろん空調いらずで、快適に眠れました。

 

そんな過ごしやすい環境から、子供の塾の都合もあって引き上げてきました。

しかしまぁ、夏は可能な限り山中湖にいるべきだというのを痛感します。

また数日おいたら平日テレワークをしに来荘する予定です。

まさに避暑

更新の間が空いてしまいましたが、この暑さの中でもちろんセカンドハウスはがっつり利用中です。

 

海の日の三連休明け、自分は火曜から来荘、そして家族が金曜午後に高速バスで山中湖に来て週末を一緒に過ごして帰京するという、変則的な「ウィークデイ + ウィークエンド」ハウスな使い方をしました。

 

週末のために折りたたみ自転車を持ってきたので、朝の散歩では久しぶりに湖畔へ。

 

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浜辺には白鳥の羽根らしきものが。

 

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非電動のため下り坂専用マシンで、帰りはひたすら押して歩きます。

 

週末はちょっとだけ買い出しに出た以外、基本的に宅内でのんびり。

湖畔まで出ると日差しもあって 30 度クラスになりますが、セカンドハウスの周辺はもっと涼しく、室温は 26 ~ 27 度前後です。

エアコンなしで過ごせる快適さを堪能できています。

 

山中湖エリアでも日当たりのよさを確保している家は、エアコンを使わざるを得ないようですね。

「夏をもって旨とすべし」という格言には、現代ではさまざまな批評もあるようですが、東京では外出もはばかられる危険な暑さになっている中、文字通りの避暑ができる家というのはかくあるべきだなと思います。

その分、春でもストーブのお世話にはなるわけですが。

 

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キッチン水栓の水漏れ修理

キッチンのシンクに、水漏れの跡のようなものが長らくありました。

 

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だいぶ前からあった気がしますが、どういう条件で水漏れが発生するのかは、最近までわかりませんでした。

いざとなれば水栓ごと交換かな、などとは思っていましたが。

 

ところが先日、食器を洗い終えた後に水漏れをリアルに確認。

 

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給水栓を開けたり閉めたりしてみると、どうもお湯が漏れているようです。

お湯を使う機会は限られているので、少しの間、使うときだけ給水栓を開ける運用にして、修理を検討します。

 

キッチン水栓は MKZ532 という型番の様子。

ネットで調べると、このあたりの説明書が役に立ちました。

 

https://jp.images-monotaro.com/etc/pdf/product/37637442.pdf

https://www.naniwa-ss.co.jp/support/bunki/nsjguide/MIZUTANI/NSJ-SMVC8.pdf

 

使った工具はウォーターポンププライヤー、モーターレンチ、六角レンチ。

締付カバーを緩める際、ウォーターポンププライヤーだけでは共回りしてしまうので、モーターレンチを買い足しました。

 

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水漏れの原因とあたりを付けたカートリッジまで分解。

 

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見てみると、確かにお湯側のパッキンが破れています。

 

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カートリッジの純正品は 4 千円とか高いものは 7 千円とかしますが、Amazon で 2 個セット 1,300 円という激安の互換品を発見。

 

 

ダメもとでこれを取り付けてみます。

 

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結果、カートリッジの高さがわずかに増えたのか、締付カバーが元の向きまで半回転を残してそれ以上回らなくなりましたが、水漏れは解消。

レバーの感触は若干変わったものの、使っていれば慣れるでしょう。

カートリッジはもう一つあるので、同様の事態が起こってもまた対応できます。

 

というわけでキッチン水栓の修理のお話でした。

東京が一気に蒸し暑くなり、山中湖から離れがたくなる季節です。

セカンドハウスと自転車

セカンドハウスでは自転車が時々欲しくなります。

あくまで散歩用といった感じですが。

 

実際、一時期あったんですけどね。

 

yamanakako.hatenablog.com

 

折りたたみ電動アシスト自転車は、本宅でのニーズが強くて結局定置できず。

 

その後、軽さ優先で非電動の折りたたみ自転車を買い、これで湖畔まで出たこともあります。

 

yamanakako.hatenablog.com

 

が、これも今では本宅の予備自転車 (2 つある電動自転車が稼働中の際の予備) となっています。

 

実際のところ、あってもどれだけ使うかというのは微妙なラインです。

平日テレワークが基本の自分の場合、朝の散歩がわりに乗って湖畔に出るくらいでしょう。

今は日が長いとはいえ、終業後に湖畔ライドというのはちょっと考えづらいです。

 

しかし、山中湖にセカンドハウスを持ちながら、あまり湖畔に出ることがないんですよね。

歩くと往路 15 分、復路 20 分で散歩にしては時間をとります。

これが自転車なら往路 5 分といったところでしょう。

復路は非電動ならやっぱり 20 分、電動なら 10 分ちょっとでしょうか (上り坂がかなりきつい)。

 

お金に糸目をつけなければ電動アシストがベストです。

とはいえ重量があるので、石段を上って道路まで出すのがちょっとだけ手間です。

 

登坂性能の高い多段変速の非電動という選択肢もなくはないでしょう。

軽くてリーズナブルですが、別荘地の上り坂はかなりのものなので、結局は自分の体力次第という気も。

 

まぁ、一番エコノミーなのは、せっかくトレラン シューズもあることだし、走ることなんですけどね。

 

yamanakako.hatenablog.com

 

こちらはだいぶ長らくサボってますw

朝の散歩がわりに走ってみていましたが、起き抜けに走るのってちょっとしんどい。

そうなると平日はランチタイムを削るか、あるいはぐったりした終業後のどちらかですが…うーん、どっちがマシでしょうか。

 

またちょっとずつ、ジョギングに体を慣らしていきましょうかね。

 

…などと言いながら、ネットで自転車をチェックはしてるんですけど。

梅雨入りとアリ近況

関東甲信が梅雨入りしたそうで。

 

今週の来荘は、今年に入ってたぶん初めて、滞在中一度もストーブをつけませんでした。

だいたい 6 月にペレット ストーブの点検・清掃をしてもらうのですが、割とその直前まで使っていたことになります。

 

さて、GW から梅雨入りまでの間に気になるもう一つのことは、アリ。

 

実際のところ、遭遇してはいます。

 

ただ、大半が瀕死の状態とか死骸とかです。

これが謎。

 

活動中のアリはほとんど見かけません。

いるとすればかなり大きめのアリが、ごくたまに、という程度。

 

これってもしかして、この大きな種が小さな種を駆逐している?

 

「小→大」の流れは昨年も目にしていました。

 

yamanakako.hatenablog.com

 

その観点で言うと、昨年きっかけになった小さいアリの群れには、今年は遭遇していません。

中程度の大きさのアリ (瀕死 or 死骸) と、大きなアリです。

大きなアリも、クロオオアリではなくて胴が赤い種なんですよね。

ムネアカオオアリでしょうか。

 

壁内に巣食っているのか侵入口があるのかいまだに不明ですが、昨年とは違う淘汰が起こっているようです。

 

さて、梅雨入りして雨がちの日が多くなり、セカンドハウスの周囲もうっそうとしてきました。

ここからは湿度との戦いにもなりますね。

電気料金は上がるようですが、快適・健康な環境のためのコストは削れません。

 

相変わらず仕事以外ののんびりした過ごし方がなかなかできずにいますが、アリも湿度もしっかり対策していきたいと思います。

ポタ電デビュー

先週の停電を受けて、ポータブル電源の調達をさっそく考えました。

 

yamanakako.hatenablog.com

 

物色していたところ、目を付けた機種が職場の健康保険組合の助成で安く買えることが判明。

ポチってみたところ、さっそく届きました。

 

Anker 535 Portable Power Station です。

 

 

この製品の容量でどの程度使えるかを確かめるため、今週の来荘時に PC + モニターの電源をまかなってみることに。

(ちなみにモニターが Type-C 経由で PC に給電できるので、モニターのコンセントだけ挿しています)

 

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開梱時の容量が 80% ほどだったので充電し、始業後まもなく 100% になったのを確認してから給電を開始。

定時終業時まで使い続けたところ、残量 30% ほどでした。

 

リモート ワークの BCP としてはこれに加えて、ONUルーターの給電が必要です。

とはいえ、これらはさほど多量の電気を食うとは思えないので、純粋なリモート ワーク環境としてはおそらくこのポタ電ひとつで 1 営業日はまるまる乗り切れそうです。

 

ONU + ルーターと PC + モニターとが離れているので、ポタ電との接続は延長コードなどを使って工夫しないといけなさそうです。

さらに言うと、給電可能時間を犠牲にしてでも冷蔵庫をつなぎたい状況もあるかもしれませんが、これも延長コードでできなくはなさそう。

 

先週の停電は 5 時間弱に及びましたが、そのくらいなら通信 + PC + 冷蔵庫のセットでも、案外ギリギリいけるのかもしれません。

その意味では復旧見通しをある程度知っておくのがかなり大事になってきます。

前回は途中で「復旧には時間を要する見込みです」になってしまいましたが…。

 

それにしてもこちらのポタ電、サイズ感も思ったほどかさばらず、この取り回しで日中の PC 環境の電気を丸ごとまかなえるというのは、とても頼もしいです。

セカンドハウスにはこのくらいでジャスト サイズと思いますが、もし本宅に用意するならさらにワンサイズ、ツーサイズ大きいものということになるんですかね。

東京の区部であれば通常はあまり長時間の停電がないものの、いざ災害となると見通しはわからなくなりますからね。

 

使わずに済むのが一番だけれど、使うとなったらかなり頼れそうなガジェットと相成りました。

 

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