山中湖セカンドハウス生活

中古別荘を買って東京の本宅と行ったり来たりな生活を試しています

山中湖から伊豆・沼津エリアにお出かけ

シルバーウィーク前半の 3 連休は、ちょっとだけ世間に先行する格好で金土日での来荘となりました (金曜はリモートワーク)。

 

土曜は東京からの大移動組に先駆けようと、朝イチから出かけました。

 

行き先は、何となくのめんたいパーク伊豆。

 

mentai-park.com

 

これがなかなかいい感じの施設なんですよ。

各種レビューでやたら高評価なのもうなずけます。

規模的にはそこまで大きくないものの、明太子について学んだり、遊んだり、食べたりとコンパクトに楽しめます。

立地の面でも、道の駅に隣接しているので利便性も上々。

伊豆とはいえ函南のあたりで、半島の奥深くまで立ち入らずにアクセスできるのもいいですね。

 

そこから沼津でちょっとしたショッピングをして、沼津港周辺の海鮮食堂エリアへ。

バイク雑誌などでよく取り上げられていて、一度来てみたかった丸天に入りました。

 

uogashi-maruten.co.jp

 

こうなると頼まざるをえないのが、かき揚げ丼。

 

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ぶっちゃけ、量的にはだいぶ多いですねw

でも完食しました!

 

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山中湖への帰路も東名・新東名でスムーズ。

東名 IC 手前にオギノがあるので、夕食の買い出しも便利です。

 

 

新御殿場 IC からは R138 バイパスの混雑を避けて K150 を利用。

気温が高く暑かったものの、充実した半日のお出かけとなりました。

セカンドハウスに本棚を置く

このセカンドハウスを中古で入手してからもう 4 年にもなろうというところですが、これまで実は本棚がありませんでした。

 

前オーナーの置いていったものの中にも、書籍の収納に関するモノは特になかったような。

 

まぁ、光回線を引いて PC 環境をしっかり整えて、となれば、せいぜい本宅から読みかけの本なり Kindle なりを都度持ち込んでいればそれでいいわけですし、事実これまでそうしてきました。

 

ただ最近、読書熱が再燃してきました。

また、ここしばらく「可能な限り書籍は電子書籍で所有する」という考え方だったのが、紙の本を持つことの意味や魅力を考えるようになりました。

さらに、長女の部屋の本棚に置きっぱなしの本 (コミックが多いですが) の、行き先を用意したい気持ちも起こりました。

 

そこで、セカンドハウスに本棚を置くことに。

セカンドハウス入手後、別荘やセカンドハウス関係のムック本を収めるために、ちょっとしたマガジン ラックは導入したんですが、今回はもっと本格的な本棚・書棚です。

 

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(モダンリビングの別荘特集が集められたマガジン ラック。やたらラグジュアリーな別荘を見つつ、「でも自分はこのセカンドハウスでいいな」と再認識するためのものw)

 

まず検討したのは、マルゲリータの本棚。

というのも、実は本宅にはこれの奥行 250mm 版があって、お気に入りなんです。

 

www.margherita.jp

 

が、セカンドハウスの備品としてはちょっと大げさかもしれないし、何よりお高い。

本宅用に購入したのは 10 年以上前だったので、当時に比べると結構値上がりしているような。

 

次に検討したのは、格子状 (田の字) のオープン ラック。

マルゲリータもそうですが、セカンドハウスの環境や設置予定場所を考えると、背板のないオープンなスタイルの方がよさそうです。

 

ニトリの組み合わせ可能なオープン シェルフで、3 段 + 3 段 + 2 段などのレイアウトで用意すれば、予定のスペースにもうまく収まりそう。

 

www.nitori-net.jp

 

が、このタイプでちょっと気になったのが、最下段の使い方。

再び本宅のマルゲリータを例にとると、最下段ってほぼ床面なので、収納として少々使いづらいのと、ホコリがたまりやすくて掃除が手間、という点があります。

 

あーでもないこーでもないと検討を続けた結果、目に留まったのがカート タイプ。

本棚というよりも、ファイル ラックなどと呼ばれる形態です。

 

 

これなら最下段の底板が床面を隠すこともなく、何よりキャスターで動かせるので掃除もしやすそう。

底板が水平でなく仰角がついていて、下段の内容物も見やすいことでしょう。

 

今週の来荘は金曜からの 1 泊だけですが、せっせと持ち込んで組み立て。

本宅から持ってきた書籍、セカンドハウスに置いていた (モダンリビング以外の) 本を収めてみます。

 

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底板の奥行があるので、コミックや文庫本は前後 2 列での収納ができます。

そのおかげでスペースにはまだ余裕があります。

2 列収納については、後列を底上げするような部材を DIY すれば、使い勝手はさらによくなるでしょう。

 

やみくもに紙の本を買い足して「積読」する気はないものの、これを機に「持っておくべき本」を見極めて入手するモチベーションは上がっています。

博覧強記の有識者のように、ものすごい数の本を乱読・速読することができない性格なので、良質な本をしっかり選んで本宅やセカンドハウスの本棚を充実させていきたいと思います。

 

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お盆を過ぎるとやはり涼しい

今週の来荘は火~木にて。

 

台風 10 号の影響で雨がちな天気も影響してか、お盆前までの蒸し暑さがすっかりなくなりました。

 

スポット クーラーも撤去して、給気口が本来の役割に戻っています。

レンティオは 3 か月の利用がミニマムなので、もう少し持っていてもいいんですが、使うことはなくなりそうです。

しばらくしたら返却準備を始める予定です。

梱包がやや大がかりなので、セカンドハウスまで直接集荷に来てもらうつもりです。

 

涼しくなってきたらやろうと思っていることが、ちらほらあります。

 

1. スロージョギングの再開

2. 基礎内のくん煙殺虫

3. ユニットバスのエプロンを外して清掃

4. カライエの排気ダクト周りの気密チェック

5. 建物周囲の動線上の草取り (冬になればどうせなくなるので思案中)

 

涼しくなかったのを言い訳にしているだけのものもある気がしますが (苦笑)、9 月は仕事の面でもペース コントロールが効きそうな予感なので、来荘さえできればきっとやります。

久しぶりに家族 4 人で来荘して帰省

お盆休みの帰省に先立って、猛暑の東京を逃れていったん山中湖に移動しました。

山中湖から帰省というパターンは 2 年前にもやっています。

 

yamanakako.hatenablog.com

 

今回は長女もついてきたので、久しぶりに家族 4 人での来荘。

4 人で過ごすには正直ちょっと手狭な感のあるセカンドハウスですが、短期間の滞在であればさほど問題ありません。

 

ここまでの試行錯誤の積み重ねもあり、夏場の空調のコントロールも効いています。

2 泊して朝から実家に向けて出発。

距離は東京からに比べて 100km プラスとなるものの、その道中は混雑もなく快調。

 

最近再び、二拠点生活や山の家・海の家関連の雑誌だったり web だったりを眺めています。

セカンドハウスのある生活が個人的にすっかり当たり前になった今、あらためてどんな空間として整えていく余地があるのかを、検討中です。

温湿と音質

今週は火~木の日程で来荘しました。

 

ハイシーズンであることに加えて木曜は報湖祭もあるせいか、別荘地はそれなりに人の気配がします。

「山中湖でさえこれか」とゲンナリしてしまう蒸し暑さのピークは、何となく過ぎた感があります。

予報では来週は最高気温が 30 度を超える日がほとんどなく、雨がちになるようです。

 

とはいえ今夏はスポット クーラーを活用中。

いろいろと試行錯誤してきましたが、今回はダクト チューブが室内に発する熱気を抑え込むべく、梱包用プチプチで巻く作戦です。

手持ちのプチプチに大きなサイズのものがあったので、それをカットせず使ったら、4 重巻きくらいになりました。

 

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これは効果てきめん。

ダクト チューブからの発熱がほとんど伝わりません。

そうすると今度は、本体の方も下部が発熱しているんだということに気付いてしまうわけですが、さすがにこちらまでプチプチで巻いたら機械部分に影響しかねないので、やめておきます。

 

日中はカライエを止めて、スポット クーラーで温度・湿度をコントロールするという考え方についても、うまくハマりました。

外気温がそこまで上がりきらなかったこともあるかもしれませんが、滞在中の室内は温度 26 度台、湿度 60% 以下をキープ。

汗ばむこともなく、快適に過ごせました。

 

これが温・湿のお話。

 

そして、音質のお話というのは、セカンドハウスにちょっとまともなデスクトップ オーディオ環境を導入したということです。

 

本家というか本宅用のブログに経緯を書いていました。

 

katate.hateblo.jp

katate.hateblo.jp

 

ロフトの PC デスクに機材を設置し、ちょっと大きめの音で Amazon Musicハイレゾ音源を再生。

 

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う~ん、趣味の空間って感じですw

まぁ、日中はすぐ横でスポット クーラーがゴゥンゴゥンとうなっているわけですが。

 

これはさすがに東京の住宅地で家族と一緒という環境では、なかなかできません。

周辺が若干過疎っている別荘地のセカンドハウスでのソロ滞在ならではです。

 

まぁ、オーディオは金銭感覚がおかしい世界なので、どんどん踏み込んでいくことはしないつもりですが、セカンドハウスでの楽しみが一つ増えました。

夏のセカンドハウスの空調をさらに考える

今週は木曜の出社がなくなったので、水曜から来荘しています。

 

比較的高温多湿な日々も続いているところ、スポット クーラーを含めた空調設備・機器の使い方をいろいろと実地検証しています。

 

1. 目指す状態

そもそも夏のセカンドハウスの室内環境として、どの辺がゴールになるかを考えました。

さまざまな状況で快適さを評価してみると、室温で 26 ~ 27 度、湿度で 60% というのが目安になりそうです。

これを上回ると、何かしらの補正手段を使わない限り不快感が増してくる印象です。

 

2. 取れる手段と効果

あらためて整理してみると、こんな感じでしょう。

 

設備・機器 温度 湿度 通風
スポット クーラー 局所的に下がる 下がる あり
カライエ 上がる 下がる なし
除湿器 上がる 下がる 微少
サーキュレーター 変わらない 変わらない 循環可能
シーリング ファン 変わらない 変わらない 循環可能
外気温による 基本的に上がる 換気効果大

 

当然ながら、外気温が高い時間帯に室温を下げようと思ったら、スポット クーラーをうまく使うほかありません。

それ以外の時間帯は窓からの通風がもっとも健康的でコストもかからないとはいえ、この季節は湿度の上昇も伴うので難しいところ。

外気を取り入れたことによる湿度の上昇を抑えるには、カライエ 1 台では力不足で、結局スポット クーラーや除湿器が必要になります。

 

3. スポット クーラーの使い方

こちらの情報ソースがためになりました。

 

wellnesthome.jp

 

引用されている、快適な温度・湿度に関するダイキンのリサーチ結果も、実感と合っています。

 

スポット クーラーとはいえ、動作原理としては通常のエアコンと同じなので、この季節に温度と湿度を抑えたかったら冷房モードを使っとけ、ということになります。

 

さらに、スポット クーラーについては排熱ダクトから漏れる熱が室温上昇につながってしまうので、やはりこれを抑え込むのが大事でしょう。

 

ということで、改良済みのダクト処理に対して、さらに手を入れました。

手作りスタイロフォームかましての接合はやはりまだ漏気を生むので、ダクト チューブを給気口に直接あてがう元の方式に戻しつつ、養生テープでぐるぐる巻きに。

 

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気密テープでなく養生テープを使ったのは、糊残りを気にしたからですが、ここまでがっちり巻き込めば固定にも気密にも問題はなさそうです。

 

熱気漏れによる室温低下の鈍さは、これでかなり解消できた様子。

あとは、前の記事にも書いたようにダクト チューブをプチプチで巻けば、さらに抑え込めるでしょう。

 

スポット クーラーの運転モードは、この機種に搭載されている「スマート」を指定。

室温が 26 度以上では冷房を、それ未満では除湿運転を自動で選択する機能です。

これで冷気をロフト中央部に向かって吹き上げるようにルーパーを向けています。

また、シーリング ファンやサーキュレーターも使い、なるべく冷気を循環させるようにしています。

 

4. 窓の開け時

湿度のことだけ気にすれば、梅雨から夏にかけては窓を開けないのがベターと思います。

とはいえ、せっかくの山中湖のセカンドハウスで、外気を (換気用給気口以外から) まったく取り入れないというのもちょっと無粋な話。

となると、時間帯を限定して開けることになりそうです。

 

今のところ、朝は開けています。

湿度だけはどんどん上がっていってしまうので、60% 台後半くらいまで達したら閉める感じです。

おそらく、この運用を続けていくことで、季節と湿度の関係がより細やかに感じられるようになるかもしれません。

 

5. コストと効果

以上のことから、スポット クーラーをメインで使い続けるようになると、電気代が結構跳ね上がります。

快適な空間のためにはやむを得ないことですが、少しでも節約を図るとすれば、滞在時にカライエを止めるというのも一手かもしれません。

 

どうせスポット クーラーを使うのであれば、温度と湿度の抑え込みはそれに任せてしまって、温度を上昇させる効果のあるカライエはむしろ止める、という考え方です。

 

撤収時にカライエの電源を入れ忘れると大変ですが、それへの対策として先日のリモート化が役に立ちます。

 

yamanakako.hatenablog.com

 

こんな感じで運用していこうと思います。

スポット クーラーのダクトをさっそく改良

スポット クーラーのダクト チューブの径は 150mm。

排気口として使っている給気口 (ややこしい) は一辺 135mm ほどの正方形。

ダクトの方が大きいわけですが、これを気密テープで無理やり接合していたのが初期の施工です。

このやり方だと、時間が経つとダクトの重さでずり下がってきてしまうことがわかりました。

 

 

今回の滞在中に何か手を打てないかと考え、まず目を付けたのが標準で付属する防虫網付きダクト。

 

防虫網付きダクト

 

本来は窓に設置するパネルに取り付けるものですが、これを使うとダクトの末端が安定しそうです。

排気口から虫などが入ってくることもある程度予防できそうです。

 

つまり、この網付きダクトを一辺 135mm の排気口に合わせられるように加工すればいいわけです。

 

余分なスペースをふさぎつつ、排気口に合わせてカットできるような耐熱性の素材はというと、これがあるんです。

断熱気密チャレンジで使用した、スタイロフォーム

 

yamanakako.hatenablog.com

 

朝の涼しいうちに玄関前でカット作業。

 

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まあまあいい感じに仕上がりました。

 

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これを排気口に重ねて、気密テープで再び固定します。

排気口の枠に合わせられるので、初期施工よりも安定しました。

 

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さらに念のため、ずり下がり防止のために養生テープでダクトを固定。

 

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これで運転してみると、なかなか快調です。

ダクト接合部からの熱気漏れは皆無ではないものの、かなり少ないです。

 

そしてさらに気づいたのは、除湿運転でもそこそこ涼しい風が出て快適なこと。

冷房運転でがんばって室温を下げようとしなくても、窓開け + 除湿運転 + シーリング ファンで通風と湿度と温度のコントロールができています。

室温を上げずに湿度を抑えられている感じです。

 

ダクト接合部の気密性はまだ少し工夫できるかもしれません。

ただそれ以上に、ダクト自体の断熱性を高める施工があるといい気がします。

さすがにここはスタイロフォームの出番ではないと思うので、梱包用のプチプチで巻いてみる、などでしょうか。

プチプチが溶けるほどの高温にはならなさそうなので、これは次回以降のチャレンジです。

 

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