今年の夏季休暇は子供の塾の休日が少ないため、帰省をあきらめて山中湖へ。
純粋に避暑目的であれば、北東北のわが実家より山中湖の方が過ごしやすいのも事実。
それに合わせたわけではないのですが、セカンドハウスに新しい設備を導入しました。
タイトルの通り、温水洗浄便座です。
これについては入居直後からあったらいいなと思いつつ、水抜きのトラブルが起こりがちということで、これまで電池式のハンディ シャワーでしのいでいたのでした。
これはこれですぐれた製品で、機能に不満があったわけではありません。
ただ、セカンドハウスの水道水は夏でもかなり冷たいので、給水の際に温水を作る必要がありました。
トイレに行きたくなってから、事前に 10 数秒、やかんで少量の水を沸かすだけなんですが、ここにちょっとした不便がありました。
さらには、冬の水抜きを何度も経験することで、「タンクの水は抜いて便器に不凍液も入れるけれども、便座の暖房が生きている限りは凍結しづらい」という一種の割り切りというか見極めが身に付きました。
そこで導入に踏み切ることに。
節電効果と使用頻度を考慮すると、方式は貯湯式でなく瞬間式が鉄板。
瞬間式の方が本体価格は高くなりますが、いざ凍結して壊れてしまったとしてもあきらめのつく価格帯のものを選びます。
なお、リモコンは不要。
取り付けには 1 時間ほどかかりました。
作業は単純なんですが、トイレの狭さゆえに作業性が極めて悪く、苦しい姿勢で汗だくになりながら取り付けました。
便座への給水部に水漏れが出たりして、手戻りも発生。
便座取り付け後に壁面のアース端子にアース線をねじ止めするのも苦労しました。
作業スペースに余裕があれば問題なくできるんですけどね。
説明書通りの手順でやってみてこうでしたが、自分なりのアドバイスとしては、
- 便座を取り付ける前にアース線を取り付けた方がいい
- 便座を固定する前に給水ホースをしっかり固定した方がいい
といったところです。
さて、トイレの画像をわざわざ世界中に公開することもない気がしないでもないですが、ビフォーアフターです。
取付完了後の動作はまったく問題なし。
水抜きについては説明書にも記載がありました。
万全を期すならその通りにすべきですが、瞬間式という性質上、止水栓を止めてしまってから洗浄を作動させればほぼ抜けそうです。
(水漏れ対応時に一度それで水の抜けを確認しました)
これでトイレのちょっとした手間もなくなり、セカンドハウスの QOL がさらに向上しました。
ちなみに避暑目的の滞在もサイコーでした。
室温はほぼ 25-26 度で安定していて、湿気によるべとつきもありません。
コーキングを打ち直す前に比べて、室内の空気は明らかに心地よくなったと思います。
窓を開ければ、森の空気とともに鳥のさえずりやセミの鳴き声が飛び込んできます。
夜ももちろん空調いらずで、快適に眠れました。
そんな過ごしやすい環境から、子供の塾の都合もあって引き上げてきました。
しかしまぁ、夏は可能な限り山中湖にいるべきだというのを痛感します。
また数日おいたら平日テレワークをしに来荘する予定です。