気密取りのフェーズはこれで「ほぼ」終了です。
床下断熱材の気密確保
前回の作業で手付かずだったところを、追加したコーキング材で対応していきます。
後回しにしていただけに、難所が多いです。
トイレ下は人通口を 2 つ抜けなければならず、狭いうえに配管もあります。
玄関下はとにかく高さがないうえに、根太のマスが小さくてコーキングガンがうまく入りません。
前回の作業の経験から、いわゆるクリーパーとして使えそうな平台車をゲットしました。
(本来は人が乗るものではなく説明書でも禁止事項なので要注意)
玄関下については、これに背中を乗せて仰向けに寝そべるような状態での作業となりました。
そもそも世間一般の床下作業ってこんな感じのようですが、わがセカンドハウスは床下に高さがあるので、たいていのスペースで作業性が高いのには助かっています。
…そうでもないと、やらないんですけど。
コーキングで対応できない部分は、気密テープを貼りました。
もはやきれいに貼るとかはどうでもよくて、とにかく隙間をカバーできればよしとします。
トイレ下の配管周囲にはやはり隙間がありました。
こちらは手元に残っていたパテで埋めます。
ユニットバス下の配管にも大きめの隙間。
パテの残量がわずかだったこともあり、ここでついに発泡ウレタンの出番です。
スプレー式よりガン タイプの方が作業性がよさそうだったので、追加コストを甘受してガンも購入。
ウレタン フォームは、低温でも発泡しやすいと謳うお高めのいいやつにしました。
前回パテ埋めで対応した大きめの隙間も、発泡ウレタンで埋めなおしました。
だいぶ入り組んだ空間ということもあり、仕上がりは相当お粗末。
和室の畳の下の気密処理
気密テープの追加分と、使い始めたら早々に使い切らないといけない発泡ウレタンの使いどころという観点から、室内で和室の気密を取る作業もしました。
インスパイアされたのはこちらの動画。
実際、居室の中では和室の床 (畳) がかなり冷える印象でした。
畳の位置をマーキングしておいて、
畳を上げます。
やはり壁との取り合いに隙間がありますね。
いったん発泡ウレタンを吹き付けて、
はみ出て硬化した分をカッターでカットし、合板の継ぎ目を含めて気密テープ貼り。
平面への上からのテープ貼りって、とても楽ですねw
ちなみに畳には断熱材も挟み込まれている様子でした。
これで和室の床の気密はだいぶ高まったはず。
今回の作業の費用
コーキング材 300 ml 382 円
気密テープ 20 m 383 円 x 2
平台車 1,890 円
発泡ウレタン スプレー 750 ml 2,300 円
フォームガン 2,199 円
今回の作業の効果
実は結構効いてるんじゃないかという気がしています。
和室の畳やユニットバスの洗い場のひんやり感がなくなったように感じます。
ストーブの暖房効果の高まりも相変わらずで、室内ではヒートテック 1 枚で過ごす時間が増えました。
外気温が上昇しているから、だけではなさそうなくらいの体感です。
実は床下の一か所だけ、空間が狭すぎて処理できていない部分があります。
全体への影響は軽微と思われる小さいスペースなんですが、ここは詰め物で対応しようと思案中。
そこまでやり切れば、気密処理は完了とします。
ちなみにウレタン フォームはかなり余っていて、やはり処理に困りますw