春めいた日がちょっとずつ増えてきたので、タイミングを見計らってセカンドハウスへ行きました。
いつもなら平日 2 泊 3 日のところ、金曜からの 1 泊のみ。
とはいえ今回は意義あるミッションを背負っています。
それは、セカンドハウスに設置している遠隔カメラのしくみを新しくすること。
セカンドハウスにはおもに積雪状況のチェックを目的に、ネットワーク カメラを設置しています。
もともと本宅用にだいぶ以前に買った、TS-WLC2 という機種です。
こちらの機種、仕様としては家の外、すなわち本宅などからでもカメラ映像をチェックできるはずなんですが、セカンドハウスのインターネット回線 (というよりルーターかな) の制約により、その機能が使えません。
そこで、動体検知を有効にして、撮影した画像を FTP サーバーに保存するという動作にしていました。
こんな感じで撮影・保存します。
網戸越しの写真になってしまうので、画質はそこそこ。
が、このやり方の困った点は、「動体」がない限り撮影してくれないこと。
もともと人通りが少ない場所で、日によっては画像がないこともざら。
いざ山中湖へ出かけようというときに、最新の状況を確認できる保証がないわけです。
インターバル撮影のような機能があればよかったんですが。
代替ソリューションをしばらく検討していたものの、デバイスが高価だったり、お手頃だったとしても大陸製でデータの取り扱いに不安があったりと、なかなかいいものに出会えませんでした。
一方で春先までまだ積雪リスクが残っており、このままでもいけないなと思っていた矢先、手元に古い iPhone があることに気づきました。
今どきのスマホ アプリならいいものがあるかも、ということでリサーチ開始。
当初の理想は「インターバル撮影 + FTP 保存」だったんですが、ドンピシャの機能を持つものがなく、複数アプリを組み合わせないといけなさそうでパス。
結局、「あんしん監視カメラ」という、最新でも何でもないけどシンプルで定番っぽいアプリに落ち着きました。
動作としては 5 秒間隔で写真を撮影して、専用のサーバーにどんどん保存していくというもの。
1 日でそれなりの枚数が生成されることになりますが、サーバーには 24 時間分しか保存されません。
記録目的には不適ですが、最新の状況を把握するには問題ありません。
管理画面では、映像の変化率や音量などの経時的変化も見ることができます。
アプリや保存先のサーバーの素性はどうなのかという点については、ドメインからすると日本の IT 企業 (東証プライム上場) で、アプリの開発者はここの社長さんの名前ですね。
2018 年以降、アプリはノーメンテですが、やたらと多機能でその分アプデされまくるアプリとどちらがいいかと言われれば、今回の用途ではこちらでいい気がします。
無料アプリでサーバーの容量を節約する関係もあってか、iPhone のカメラを使っていながら画質は今一つ。
とはいえ実用上はこれで問題ありません。
これにて来荘のミッション完了ということで、これで今後はほぼリアルタイムに現地の状況を確認できます。
そして、このブログを書いている時点での最新の画像はこちら。
(撤収時にブラインドを下げたので上部にかぶっています)
また積もってんじゃん。