山中湖セカンドハウス生活

中古別荘を買って東京の本宅と行ったり来たりな生活を試しています

這う這うの体で日帰り

ほぼ半月ぶりの山中湖です。

1 月下旬は大寒波が来るといった話もあったので、大事を取って来ずにいました。

積雪してしまうとややこしいので、ね。。

 

が、今回の来荘にあたって事前にカメラ画像を見てみると、雪。

積雪量はさほどでもないので、ドカ雪のようなトラブルはなかろうと見越して出かけました。

 

が。

 

国道から別荘地のわき道に入ると、路面が真っ白。

確かに積雪深は大したことがありませんが、まごうかたなき雪道です。

こうなると駐車時のバック登坂はスタックの恐れがあります。

 

そこで一案を講じて、前面道路の坂を逆に上る方向でアプローチすることに。

結果、何とか前から突っ込むかたちで駐車スペースに入りました。

 

そこで、ドスン。

 

すぐに何が起こったか悟ります。

 

やってしまいました。

 

前輪が石段から脱輪してしまいました。

 

駐車スペースからセカンドハウスの玄関までは石段で下る格好になります。

普段はバック カメラを見て駐車するのですが、慣れない前方駐車で石段との距離感がつかめず、かといって慎重にいくでもなく、そのまま落としてしまいました。

 

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苔と雪のためにバックで戻ることもできず、車載ジャッキで何とかしようにも前の両輪が落ちてしまっているので、一つのジャッキではどうにもなりません。

 

結局、自動車保険に付帯のロードサービスを依頼しました。

午前中に来てくれるということでひと安心。

 

そんなこんなでドタバタする一方で、通水の作業もします。

 

が。

 

キッチンも風呂場も蛇口が回りません。

水抜きをしていても、ここは凍結するんですね。

キッチンはコンセントが近くにあるので、ドライヤーで暖めたところ回るようになりました。

風呂場は室温が上がるまでしばらく待ちました。

 

通水後、キッチン シンクで水量の確認をしたところ、水が流れません。

トラップも凍結しているようです。

ひとまず水は出るようになったので、お湯を沸かして注ぐなどして解凍を待ちます。

 

ロードサービスはほぼ予定時間通りに到着。

作業のアプローチなどについて丁寧に説明を受けます。

後輪のロアアームにロープを通して、ウィンチで引っ張るというかたちになりました。

結果、引き上げ成功。

 

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業者さんから、引き上げ時に石段の角に自動車の底を軽くこすったかもしれないという指摘を受けました。

幸いにして落とした石段の高さは低め (15 cm もない) なので、苔を削っただけのようにも見えますが、しばらく注意が必要です。

自分がもうちょっと慎重に駐車していれば、この辺のやり取りも時間も必要なかったのになと思いつつ、これはこれで経験や糧にするほかありません。

 

他にも、口内にトラブルを抱えていて満足に食事ができないとか、仕事で気が重い話をいくつかしょい込むとかありまして、だいぶしんどい滞在になりつつあります。

このまま単独滞在の夜に風呂周りで何か起こると心が折れそうなので、今日は泊まらずに撤退することにしました。

 

夕方にストーブを止めて灰掃除をし、水抜きをして、今度はトラップにきちんと不凍液を流し込みます。

すると、風呂場の排水口は不凍液がすぐあふれてきました。

やはりここも凍結しているようです。

このまま風呂を使っていたら、ちょっと面倒なことになったかもしれません。

 

日が暮れる前に撤収しました。

 

やはり冬のハイシーズンはリスクがありますね。

まず積雪によるスタック リスク、そして雪がなくても凍結リスクが待ち構えています。

トラップの凍結だけならまだしも、これでどこかが破損でもしたら大ごとです。

日によって気候が異なることもあり、冬期でも問題なく過ごせることが大半でしたが、いざリスクが顕在化すると精神的にこたえます。

 

別荘地の管理会社からも、地盤凍結のために近隣の舗装工事を延期するというお知らせが届いたばかり。

寒すぎると何かしら影響がありますね。

1-2 月は平日の来荘を我慢して、週末のスキーにエネルギーと高速代をシフトすべきかな、などと考えたり。

とはいえ 3-4 月は今度はドカ雪のリスクがあるので、天気情報に気を付けながら次の来荘チャンスをうかがうことにします。