セカンドハウス周辺のスロージョギングを再開した流れで、ランニング関連の関心が微妙に高まってきたため、Kindle Unlimited でこんな本も読みました。
非常に興味深く、かつ面白い内容で、おそらく他の大多数の読者と同様、読み終えて思ったのは
「シューズ、変えようかな」
でした。
現代に誰もが思い浮かべるような走り方やシューズについて、強く再考を促すような学説が次々と紹介されるんです。
まぁ、もともとベーシックなトレラン シューズなので、いい意味で変な先進性がなく、これでフォアフット着地のスロージョギングをするのでも全然問題ありませんが、読後の興奮も冷めやらぬままに、こんなシューズをゲット。
いわゆるベアフット シューズですね。
<Barefoot Shoes (ベアフットシューズ) とは>
普段使わない筋肉やバランス感覚など、人間の身体本来の力を引き出すために生まれた0mmドロップ設計の裸足感覚トレーニングシューズ。一般的なクッション性のあるシューズでは”かかと着地”が多く見られますが、ベアフットシューズでは”つま先着地”を促すことができます。また必要最低限まで素材・機能を削ぎ落としているため、普段鍛えることが難しい筋肉に低負荷をかけトレーニング効果を向上させることや、走る動作の改善を促し怪我予防に期待できます。ベアフットシューズはランニングやウェイトトレーニング、フィットネスでの使用はもちろん、デイリーユースで慣れながら使用することをお勧めします。
Prime try before you buy で支払い前に届けてもらって試し履きできました。
結果的に Amazon のレコメン通りでサイズはぴったり。
返品や交換をせずに済みました。
で、喜び勇んで今週のセカンドハウス来荘時のジョギングで使ってみました。
結論 1. 未舗装路の砂利道では足裏が痛い
これは製品コンセプト上、仕方ないですね。
メレルには Trail Glove というベアフットもありまして、悪路のランを前提にするならそちらの方がいいでしょう。
転じて、Vapor Glove の方はアスファルトや草地であればかなり開放的にダイレクト感を得られます。
結論 2. 適切なフォアフット着地を試行錯誤するうえでは効果的
かかと着地矯正ギプスみたいなものなので、必然的にフォアフット化します。
ただ、単に「フォアフットで着地する」ことだけ考えていると、前回同様、ふくらはぎが痛みました。
宅内でもテレワークの休憩時間にいろいろ考えてみた結果、「フォアフットから着地して、柔道の受け身のようにかかとまで使って衝撃を受け流す」というのが、自分の場合はよさそうです。
足を降ろした際の衝撃をフォアフットだけで受けようとすると、その分ふくらはぎが踏ん張らないといけないんですね。
それに対して、着地はフォアフットから入るものの、そこからスムーズにかかとまで接地させて受け流すという意識を持つことで、ふくらはぎの負担が劇的に減りました。
スロージョギングはピッチが速い分、実際はごく短時間での流れなので、はた目にはミッドフットあるいは足裏全体での着地のように見えるかもしれません。
でも、そうではないというのはこれだけ薄いベアフット シューズを履いている自分自身がよくわかることになります。
このやり方でまだチャレンジが自分の中にあるとすれば、ある程度急な上り坂。
当然ながらつま先側が持ち上がる格好になるので、かかとまで流そうとするとアキレス腱がかなり伸びます。
ここはさすがにフォアフット完結でいいのかなとか、他の流し方があるのかなとか、まだちょっと研究中です。
ということで、セカンドハウスの記録とちょっと違った方向に話が進んでしまいましたw
今回も天気が許す限りで朝夕 2 回走っていて、なるべく機会を作っていきたいところなんですが、どうも来週は出社の都合から来荘が難しそう…。
Vapor Glove は一応本宅に持って帰ってきましたが、東京で走る気になるとはまだちょっと思えないんですよね。