昨日の日帰り来荘で、ふと気になったことがあります。
ロフトにたくさんの布団が積まれていたので、どかしながら床掃除をしていた時のこと。
床に水がこぼれたようなスポットがありました。
そして布団の陰には、除湿剤。
もともと前オーナーが湿気対策として、こうした除湿剤を随所に置いているのです。
引き渡しに際して一通り新品に替えてくれているようだったので、ロフトの水濡れスポットは、もしかしたら取り替えのタイミングで除湿剤の水がこぼれたものかもしれません。
除湿剤にたまった水というのは、それ自体が延々と吸湿し続ける液体となっていて、取り扱い注意なのです。
学生時代、押し入れでこの液体をこぼしてしまい、永遠にとれないシミとなってしまったことで、退去時に押し入れの床板張替えが必要になったのを思い出しました。
対処方法は一応あるようで、ひたすら水分で薄めてふき取るのだそうです。
昨日は除湿剤の溶液がこぼれたという確証もない段階で、ここまでの対処はしていません。
ただでさえ湿気の管理に気を遣っているのに、ここで床板が新たにカビてしまったら残念なので、次回訪問時に要チェックです。
ちなみにこの液体 (塩化カルシウム溶液) は捨てる時も要注意で、金属を急速に腐食させる性質があるため、大量の水を流しながら捨てるのだそうです。
安く手に入るので気軽に設置してしまいがちですが、取り扱いに実は気を遣うグッズということで、今後は安易に頼らずに済むよう、ほかのソリューションを考えていきたいと思います。