熱海の HORIZON HOUSE へのあこがれはずっとあったものの、実現のめどは立たずぼんやりとした夢のまま。
セカンドハウスを持つことに現実感を得る糸口がつかめないまま、軽井沢の義父の山荘を年に数回利用させてもらっていました。
ただこの山荘、かなりの年季が入っていて使い込まれており、「自分だったらこうしたいな」と思えるポイントが訪れるたびに浮かんでいたのも事実。
他人様の建物や設備なので直接どうこうしようとは思わないものの、どんな住空間だったらよりくつろげるのか、より快適になりそうなのかを考えるようになっていました。
躯体と間取りはシンプルに。
断熱・気密はしっかりと。
水回りは「いつもの感じ」で機能的に使えること。
バスルームは雰囲気よりも機能性とメンテナンス性重視でユニットバス。
掃除のしやすさを優先する。
本宅で使わなくなったモノ、余ったモノを持ってくる場にしない。
食器や調理器具は必要最低限のものを、統一感を持たせて。
…などといったことを、今年の夏も軽井沢で考えているうちに、ふと
「今の資金レベルだったら、どこにどんなものが現実的に持てるんだろう」
というのをあらためて調べてみる気になりました。
義父の山荘がある軽井沢でそのまま物件探しをする気はないので、ひとまず web で情報収集となるわけですが、当初思いついたエリアは那須でした。
それというのも、帰省の中継点に使えるから。
お盆と年末年始に車で 650km ほど走って秋田の実家に帰っています。
最近は途中で一泊を挟むこともなく、まっしぐらに移動。
往路はともかくとして、復路はなかなか堪えます。
とはいえハイシーズンのお宿は高いので、それこそ福島・栃木の辺りに小休止できる家があれば、中継点として単なるセカンドハウス以上の利用価値があると考えたのでした。
ただ実際のところ、那須にさほど土地勘はありません。
バイク ツーリングで一、二度行ったことがあるくらい。
東京からの距離も結構あって、軽井沢に行くのと同じか、下手をするとそれ以上の時間がかかりかねません。
軽井沢に来るのもひとイベントなので、それ以上に遠くなると利用頻度が上がらなさそう。
ということで、いろいろ調べはするものの現実的な選択肢から外れていきました。
とはいえ、那須の物件相場は比較的落ち着いていて、中古物件は探しやすそう。
新築は…土地勘もない中で土地探しから苦労しそうな予感。
那須の別荘新築と言えば、このサイトは読み込んでしまいました。
那須高原には悪い業者がたくさんいます
なんて、読んだだけで逃げ出しちゃいたくなりますけどね。
よくぞここまで書いてくれましたと感じる一方、ここまでの努力はできないなというのも正直な気持ち。
そして次なる候補のエリアがどこだったかというと、まだ山中湖ではないのです。