本日付の産経新聞にこんな記事がありました。
確かに知人が利用しているという話を Facebook で見かけた気がするなぁと思いつつ、気になったのが下記の記述。
月額料金以外に土曜日や祝日、祝前日は追加料金も必要になるが、数百万~数千万円を投じて別荘を自分で購入する場合に比べるとハードルは低い。年間80万円の費用がかかるとされる維持管理も、サヌが委託する地元のホテル事業者や清掃業者が代行する。
別荘の維持管理が年間 80 万円?
セカンドハウスに年間 100 泊以上している自分の感覚として、そんなにかかっていないと思います。
まぁ、サブスクの「商品」になるような別荘のレベルの維持管理であれば、そのくらいするんでしょうけど。
あと、自分の別荘地でもプレミアムなんたらというサービスに加入すると、かなりお高いです。
「委託する地元のホテル事業者や清掃業者が代行する」ような維持管理のお話だから、これに相当するんでしょうかね。
その意味では自分がやっているのは最低限の維持管理ということになるのかもしれませんが、扱いをぞんざいにしているわけではないし、維持のうえで必要なことにはケチらずお金をかけているつもりです。
それで実際いくらかかっているんだろうと思って、昨年一年間について集計してみました。
結論として、年間 40 万円ちょっとみたいです。
借地料 (もちろん上記に含めています) が発生する所有形態でこれですから、80 万円と比べるとかなりエコノミーですね。
一昨年末にやったコーキングの打ち替えのような、単発の修繕・リフォーム的な費用はまた別途ですが、一方でペレット ストーブのメンテナンスや樹木の剪定など、環境によっては当てはまらないコストを含んでいます。
記事にある SANU は月額 5.5 万円とのことで、年間 66 万円。
「会員は年平均で 30 泊程度利用」とあり、曜日によって追加料金が必要とのことなので、ざっくりで年間コストは 75 万円とかでしょうかね。
「年間 80 万円の費用がかかるとされる維持管理」と、あまり変わりませんね。
そうなるとポイントは、初期コストをかけて自分がいつでも何回でも使える所有物にするか、初期コストを浮かせる代わりに利用頻度やタイミングの制約を受け入れつつバリエーションを確保するか、なんでしょうね。
「ライフ スタイルを冷静に考えると、所有したところでそんなに使わない (行けない) 気がする」という人には、サブスクもいいかもしれません。
まぁ、自分の場合は純粋な維持管理費がそれほどでなくても、利用頻度が多い分、交通費がすごいことになっています。
もともと「高速道路でスムーズにアクセスできる以上は高速代をケチらない」という信条なのと、これはこれでドライブという楽しみのための費用でもあるんだという理屈が成り立たなくもないことから、この部分を節約する気はほとんどないですw
いずれにしても、世にいう「別荘」のようなラグジュアリー感はなくても、自分だけの隠れ家としてのセカンドハウスを持つレベルであれば、維持管理についてそんなに大仰なことはないと思います。