湿度管理のためにとにかく連続稼働が至上命題のようになっているカライエですが、あらためて説明書を見ていて気づいた点がありました。
1. 家屋の吸気口は閉じる
セカンドハウスは自然吸気・機械排気を行っています。
コントロールされた換気を実現するには吸気口を適切に開きつつ、連続排気を行うのが基本だと思っています。
しかしカライエの運転時には吸気口を閉じるべしとのこと。
カライエは 24 時間連続運転するので、基本的に吸気口は開けないことになります。
たしかに外の方が湿気は高いし、これからの季節は冷気でもあるので、開けずに済むならそれでよいのですが。
2. 換気扇の利用も控えめにする?
あくまで湿度管理の観点では、換気扇との併用に一定のネガがあるということのようです。
排気はカライエに任せろということなんでしょうか。
セカンドハウスの 24 時間換気はファンの強弱が選べるので、「弱」運転で基本的にいいということになるのかもしれません。
換気ファンを余計に回さなくていいのであれば、電気代節約の観点でもメリットはありそうです。
3. でもカライエは換気装置ではない
ここまで書いておいて、それでもカライエの使用は (少なくとも燃焼器具に必要なレベルの) 換気にはならないというお話。
燃焼器具を使っているうちはそもそもカライエが必要なさそうなくらいに乾燥しそうなものですが、石油ファンヒーターは大量の水蒸気も放出しているので、相対湿度ではなく空気中の水蒸気量という意味では本当はケアしたいところ。
暖房器具を止めて気温が下がると相対湿度が上がるので、暖房器具の停止後に活躍してもらうイメージになるのでしょう。
湿度と電気代をしっかりモニタリングしながら、山中湖の四季に対応していきたいと思います。