山中湖セカンドハウス生活

中古別荘を買って東京の本宅と行ったり来たりな生活を試しています

はじめに

はじめまして。

 

ストレートなブログ ドメイン (yamanakako) が取れたので、ストレートなタイトルにしてみました。

富士山のふもと、山中湖にセカンドハウスを持つまでの過程と、その後の生活を、自分の記録のためはもちろんのこと、今後同様のことを検討する方々のためにも綴っていきたいと思います。

 

 

こういったことに興味を持ってみて初めて分かりますが、すでに実践されている方のブログはとても参考になります。

別荘暮らしへの思い、物件を手に入れるまでの努力、使い始めてからの喜びや苦労など、本人の言葉でリアルに (しかもほぼリアルタイムに) 追体験できるのはブログならでは。

自分自身、そうしたブログを楽しみに読んでいますし、大いに参考にしています。

このブログも、将来どなたかの参考に少しでもなれればと思い、書くことにしました。

 

週末住宅やセカンドハウスへのあこがれを持つきっかけは十数年前、強烈にクールな建物との出会いでした。

東京で所帯を持ち、賃貸暮らしをしていて、現在の住空間を整えるだけで一所懸命だった頃、近所の図書館で手にしたモダンリビングという雑誌。

そこで目にした、小川晋一氏による熱海の HORIZON HOUSE

圧倒的なオーシャン ビューと、生活感のないミニマルな住空間、そしてそれが、週末住宅として建築・利用されているという事実。

この時初めて、「もう一つの家」というのがあってもいいんだ、そしてそれはこんなにもスタイリッシュでいられるんだ、と衝撃を受けたのでした。

 

もともと地方出身なので、東京に執着があるわけでもなく、東京の本宅はミニマルな賃貸暮らしとして、その代わりに趣向を凝らした週末住宅を持ち、時にはそこから直接出勤もしてしまう、といったライフスタイルに、強い興味を持ち始めました。

当時は職場も品川にあり、熱海から新幹線で 40 分弱で行けてしまうというのも魅力的でした。

 

それ以降、「いつかは熱海に海の見える週末住宅を」というのが周囲にも公言してはばからないほどの目標になっていたのですが、HORIZON HOUSE のようなものを目指すには当時も (今もですが) 資金的なギャップが非常に大きかったのが事実です。

そうするうちに東京の生活自体が、住環境の変化や家族のライフ ステージの変化を迎え、熱海の週末住宅は「あきらめてはいないのだけれど、実現のめどが立たないもの」になってしまっていました。

 

そんな状態が長く続いた挙句、なぜ、どのようにして山中湖にセカンドハウスを持つことになったのか、その顛末を記していきたいと思います。

 

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